2013年01月30日

日報の記述

「警備日報ってどんなふうに書いたらいいんですか」
新人さんや、その現場はお初という隊員からときどき尋ねられます。
……んー、どんなふうにっても、決まりはあまりないんですよね。
そもそもフォーマットが会社や現場単位ですら変わるものですし。

普通は既にファイルされている日報があるはずなので、
それを参考に書くのが無難でしょう。
新規立ち上げや臨時の現場でクライアントの指示が特になければ、
まずは会社標準の日報で書いてみる形ですかね。

ただ内容については一家言ございます(笑)。
一部項目はつい『特記事項なし』で済ましてしまいがちなものですが、
それだと日報の意味が薄くなってしまいます。
「業務中に起きたこと・気になったことをなるべく書く」ようにしたいもの。

例えば危険運転をする車があればそのナンバー、車種、色など。
不審者の人相・着衣とその行動、目撃場所。
歩行者がつまずく等の危険要因があったならその地点・箇所。
出入管理簿など現場備え付けの書類に記載した事項の補足。
落とし物の届出や、目立った質問・苦情の内容。
鍵など重要な物品を授受した相手とその所属。
イベントにあっては歩行者が滞留しがちだった場所・時間帯等。
これらに必ず、日時と周辺状況を添えて記入します。
(ゆえに普段からメモを持ち歩き、控えるようにする癖が必要です)

ときには『書かないことが求められる』場合もあります。
元請けの警備会社が「悶着があった」とクライアントに
思われたくないために(現場を失いたくないために)諸々をすっとばし
『特記事項なし』の記入を指示されるといったケースですね。

これは警備の眼目からいえば間違っていますが、
警備員とてサラリーマン、上から指示されれば従わざるをえないもの。
そういった現場では、私は危険性の高い内容や切羽詰まった事象に
絞り、極力当たり障りの薄い表現で書いちゃうことにしています。

そして実はここからが重要なコツだったりするのですが……
提出できる相手が複数いる場合は、相手を選びます。
話をわかってくれる人がベストですが、
あるいは対極の、目も通さずに即ファイルというタイプの人に渡す!
ま、現場のささやかな抵抗ですね(笑)。

ともあれ、クライアントや会社にその日の出来事を伝えるのが日報。
本当に何もなかったなら何もなかったと書くのが仕事ですし、
警備的な文言や言い回しでとやかく言われることは通常ありません。
まずは誰にでも読める字で、その日あったことを丁寧に書くこと。
それが日報に一番求められるポイントでしょう。

posted by 警太朗 at 05:40| Comment(0) | 警備TIPS / オススメ用品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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